火星の海水や水分はどこへ消失、失われた量を再度解明!
もともと火星には地球の北極海以上の水を持っていましたが、3月5日に掲載された米科学雑誌のサイエンスの記事によると、火星の水は火星全部を覆ってしまうくらい推量だったといいます。
火星に水が合ったのは知られていましたけど、水深まではどう計算しているのか分かりませんが、全体を覆ってしまうほどだったんですね。
米航空宇宙局、NASAの研究によって分かったことで、火星の大気中にただよう微小に違う水分を測定して解明されました。測定にはH2Oの水と、水分子の水素原子が1つ重水素に置き換わったHDOこの2つの水の測定から行われました。
重水素がDなのでH2OのHが一つ置きかわってHDOですね。この重水が多いほど多くの水を失ったことになるようです。
論文では元々火星は137メートルもの液体層に覆われて、覆われた表面の面積は北半球の約半分にあたる量だったようです。水深は1.6km以上あった場所も存在したといいます。
全体を覆うや火星を覆う、北半球を覆うと曖昧なところもありますが、水の量が全体を覆えるほどの量で、実際は北半球を水が覆っていたということですね。火星表面の面積は地球の4分の1しかないので、地球と比べるとまた変わってきそうです。表面積が4分の1と違いすぎるので比で使われることは無いと思いますが。
しかし残念なことに少し前のニュースでは50%以上が失われたと聞いていましたが、ここでは火星に存在した水の87%が宇宙に流出して失われてしまっているとされました。
もうほぼ残っていないんですね。この前のニュースと言うのも隕石から同様に2種類の水を調べた物です。
論文の著者のマイケル・ムンマ(Michael Mumma)によると
と言われています。
住居可能”だった”なんですね。これからの研究で水を取り戻したり住居可能になることを望みたいです。