NASAのケレス無人探査機ドーンがケレスの周回軌道に到着、何年もの時間をかけ
NASAの無地探査機ドーンが準惑星のケレスの周回軌道に到着しましたね。
ケレスはセレスとも呼ばれてセレスで呼ばれることもよく見かけますが、ニュースではケレスで呼ばれたのでケレスのほうが定着しそうですね。wikipediaでもケレスで登録されています。
ケレスは元々は惑星として発見されていましたが、太陽系外縁で似たような天体が次々と発見され、ケレスを上回る天体も複数発見されたので1850年頃から惑星ではなくなって、惑星と小惑星の中間になる大きさの天体として2006年に冥王星と一緒に準惑星として扱われることになりました。
無人探査機ドーンは2007年9月から7年半もの時間をかけて今ようやくケレスに到着です。
正確な時間は米東部の時間で3月6日の午前7時39分になります。
数日前から到着間近の話題が出ていましたのでブログで書こうかと思ってたらもう到着してしまいました。
まだもう少し先になりますが同じくNASAの無人探査機ニューホライズンズも7月には到着し最接近する予定ですね。ニューホライズンズももうすぐ到着と言うことで最近また話題にもなってきています。
ケレスの無人探査機ドーンは49億[km]、4,900,000,000,000[m]の距離を移動しました。
他の単位で表そうとしたら4.9Gmや4900Mmになるのかなと思ったのですが、メートルにG、ギガやM、メガを使われている例がないですね。メガにいたってはmmと間違われてしまう。
地球と太陽の距離を1AUとして数えるAUだと約33AUになりますね。
無人探査機ドーンは49億kmの旅をしたことになるのですが、太陽とケレスの距離は約4億kmで2.6AU~3AUしかはなれていません。
軌道が楕円なので少し太陽との距離が変わります。
太陽の周りを何週も渦巻状にまわって地球からの直線距離より約20倍程度の距離を移動したことになりますね。
こうのような軌道に関しては詳しくないのですが技術が上がった今ならまだ早くケレスに到達させることができるでしょうか。