ダイエット

太らない炭水化物の多糖類は記憶力や注意力、集中力を上げる

物忘れや記憶力を気にしている人も多いのではないでしょうか、そこで脳を若返らせる栄養素として記憶力や集中力、注意力を上げる炭水化物の多糖類をお勧めされていたので「テレビ番組のたけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学」の話を元に炭水化物の一種である多糖類を紹介します。

2日前の夕飯に何を食べたか覚えているでしょうか?覚えていなければ脳の認知機能は50歳程度になるようです。
この炭水化物をしっかりと補うことができれば脳の若返りも期待できると言われています。

脳を若返らせ集中力や物覚えが良くなる炭水化物

物忘れに詳しい国立長寿医療研究センターの遠藤英俊先生によると、脳細胞はエネルギーとしてブドウ糖しか使えないので、そのためには日々の炭水化物の摂取が大事と言われています。

炭水化物とは糖質が集まってできた栄養素で甘味を持った食品に多く含まれています。
例えば、白米、麺類、イモ類、豆類、にんにく、かぼちゃ、砂糖、はちみつ、みりん、栗、納豆などです。

糖質は体にとっても重要な栄養素で細胞のエネルギーとなり体を動かす原動力となっています。
中でも脳は糖質しか栄養分として取り込むことができないため、炭水化物の摂取は脳にとって重要な死活問題でもあります。

最近は炭水化物を抑えるダイエットが女性の中で急上昇していますが、このような食生活をしていると脳に悪影響を及ぼす可能性があります。
脳の糖質が不足すると主に注意力や集中力がていかして覚えていたつもりでも脳にはきちんと記憶されていずに物忘れとなって原因となって症状がでてきます。

炭水化物の種類と食べ方

脳を若返る炭水化物ですが炭水化物を摂取するにあたってもより効率的な食べ方があります。
それは炭水化物の中でも多糖類を取ることです。

炭水化物は3つの種類に分類できます。
炭水化物はこれ以上分解できない果物や蜂蜜に多く含まれている単糖類と、
二つの糖からできていて、砂糖や水あめなど甘味が強い食品に含まれる二糖類と、
多くの糖と食物繊維が連結してできた炭水化物の多糖類です。

単糖類や二糖類は分子が小さいため腸からすぐに血管に入り込み吸収されてしまいます。
そこでは血液中の糖分が急激に上昇し脳にも栄養が運ばれますが、急激な上昇でさまざまな臓器に負担をかけてしまうために、すい臓から出されたインスリンによってすぐに分解されてしまいます。
これだと脳に栄養を与える時間がほとんど無いため良いとはいえません。

しかし多糖類だと分子が大きいために腸からはゆっくりと吸収され、血液中の糖分が急激に上昇されることが無く適度な量に保たれます。
そのため脳に長時間栄養素を送ることができ脳をより若返らせることができるようです。
すい臓からインスリンが出されなく無駄がなく効率的に吸収されるのが良いのではないでしょうか。

このように脳を若返らせるためには多糖類を摂取して脳に長時間栄養素を送り続けるのが重要です。

太らない炭水化物と多糖類の食品

炭水化物は太りやすいと言うイメージを持っている人も多いかと思いますが、多糖類には植物繊維が豊富に含まれているため余分な脂質などの吸収をおさえるはたらきもあります。
そのため基準値内であれば食べても太りにくい炭水化物であります。

多糖類の中でも長時間脳に送ることができる食品として、脳に良いとされるゆっくり分解され吸収される順番に並べると、
(遅い)パスタ>そば>フランスパン>うどん>白米=食パン>もち(早い)

この順番になります。
パスタが一番遅く、腹持ちが良い白米ですが実は食パンと同じ程度の吸収速度だったのですね。
もちが意外にも一番早く吸収されてしまいます。

多くのパスタは小麦から作られるセモリナ粉で作られていますが、このセモリナ粉は粒子が粗いので腸での吸収に時間がかかります。
しかしパスタばかり食べていても問題になるので白米などもバランスよく摂取するのが大事といわれました。

脳の細胞を回復させて、うつ病や認知症に良いとされるエゴマ油が林修の番組で以前紹介されていましたのでこちらもどうぞ。
>>えごま油で脳の病、認知症の原因を予防する働き
>>脳の栄養素で吸収いいエゴマ油の効果的な食べ方
>>うつ病の症状がでても原因を治療する効果があるえごま油
所さんの番組ではこちら。
>>脳老化防止に大豆イソフラボンの理由
>>噛むことで脳の老化防止になる理由

ダイエットやフルーツを大量に食べると脂肪肝の危険性

冬はお酒を飲む人飲まない人も食べ過ぎたり運動不足になりやすい環境です。これが肝臓を悪くする第一の要因と言われています。

冬の間にこうして肝臓が弱ってしまうと肝硬変になっている可能性があります。
肝硬変は成人の3人に1人がなっていると言われ突然死のリスクが35.8倍も上がってしまう病です。

肝硬変と脂肪肝の違いと言うのを見かけましたが、
肝硬変はその名の通り肝細胞が破壊され肝臓が硬くなってしまうもので、脂肪肝は細胞が脂に置き換わっていく病です。

>>同番組の肝硬変の記事

この記事は「林修の今でしょ!講座」のテレビ番組を元に作成しています。
同番組の脂肪肝の他の記事
>>脂肪肝対策に鮭フレークと高カロリー食品を食べる時間
>>起きてアルコールを分解、お酒を分解するために1.5倍の水分を飲む脂肪肝

内臓脂肪と違う肝臓の脂肪

肝臓は炭水化物やたんぱく質の栄養素を、もしものために使うエネルギーとして脂肪の形に変えて肝臓に蓄え、肝臓はエネルギーの貯蔵庫になっています。

しかし食べ過ぎてしまって余ったエネルギーは使われない余分なエネルギーとしても肝臓に溜まってしまいます。

そのため冬の間に肝臓は脂肪だらけになっている可能性があります。

さらに脂肪肝は内臓脂肪と決定的な違いがあります。

正常な肝臓と脂肪に置き換わってしまった脂肪肝の画像です。

脂肪肝、脂肪に置き換わった肝臓
Image credit:林修の今でしょ!講座

この白く丸くなっている物すべてが脂肪です。本来正常な細胞であるはずの細胞がすべて脂肪に置き換わってしまっています。

内臓脂肪の場合は組織の上や臓器の外側に脂肪がたまっていくのですが、肝臓の場合は正常な肝細胞と入れ替わる形で脂肪になってしまいます

そのため肝臓の細胞そのものが脂になってしまうと、置き換わった細胞は正常な働きをしなくなり危ない状態になります。

今現在の脂肪肝の患者数は過去30年と比べると約3倍に増えています。

なぜここまで脂肪肝の患者数が増えてきてしまっているのでしょうか?

3人に1人が脂肪肝と言う状態です。

フルーツダイエットで脂肪肝の危険性

脂肪肝は太ってない人でもなっていることが多々あります。特に無理なダイエットをした女性が脂肪肝になる危険性が高いといいます。

肝臓の脂肪はたんぱく質と結びついて全身に運ばれるのですが、ダイエットをしていてたんぱく質不足になっていると、肝臓から脂肪を運び出すたんぱく質が

無くなり運び出せなくなってしまいます。

さらにフルーツなどを食べることが多いと肝臓の脂として溜まりやすい果糖を摂取するため脂肪肝の危険性が高まります。

フルーツばかり食べてたんぱく質をとらないダイエットなんかをしていると危険ですね。

最近では食事をとらずにフルーツだけ食べている人がいるという話題も耳にしますね。

急に太ったり、痩せたりする場合も脂肪肝になりやすいようです。

このテレビ番組で出演していたイモトさんですが太ったり痩せたりすることが多いようで、脂肪肝のリスクが高いといわれていましたね。

もう一度触れますが脂肪肝になった人は突然死のリスクが35.8倍になります、それも3人に1人がなっているといわれています。

脂肪肝と突然死の密接な関係

肥満、高血圧、糖尿病、高脂血病という病がありますがこの4つを死の四重奏と言われています。

脂肪肝はこの4つがとてもそろい易く、この4つがそろうと突然死のリスク35.8倍をおうことになってしまいます。

まとめ

脂肪肝は成人の3人に1人、突然死のリスクが35.8倍上がる病。
脂肪肝は内臓脂肪と違い脂になった肝細胞は肝臓の働きをしなくなる。

ダイエットや急に痩せたり、太ったりは脂肪肝の可能性が上がる。
フルーツばかり食べていると果糖が脂肪肝の可能性をあげる。

肥満、高血圧、糖尿病、高脂血病は「死の四重奏」と呼ばれ脂肪肝だとなりやすい危険な病。

上記と同じリンクですが、同じ番組会の記事
>>脂肪肝対策に鮭フレークと高カロリー食品を食べる時間
>>起きてアルコールを分解、お酒を分解するために1.5倍の水分を飲む脂肪肝

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