カリフォルニア大学

超新星爆発を確認、重力レンズ錯視から画像の復元するメカニズム!宇宙

アメリカ、カリフォルニア大学などの研究機関によって3月6日に超新星爆発を確認したことを発表ようですね。

この超新星爆発は一つの爆発の光が4箇所に現れたとあることから重力レンズによって複数の宇宙の場所で確認されたと言うことだろうか。

この現象はとても珍しく米科学雑誌のサイエンスにも掲載されたようです。

画像はハッブル宇宙望遠鏡が11月に撮影した物で、その画像を分析してみると93億光年離れた場所で発生した超新星爆発の光が4箇所に分かれて写っていたようです。

超新星爆発を発見重力レンズ
Image credit:yomiuri.co.jp

重力レンズの元になった物は50億光年離れた場所にある銀河の集団だったようです。

さらにこの重力レンズの光の経路によっては地球に届くまでの時間差があって同じ超新星爆発の光が十年以内に出現するだろうと推測されています。

10年以内と分かっていることから光の経路はある程度特定できるのでしょうか。

重力レンズのメカニズム

その名の通り重力をレンズの代わりにするメカニズムで、天体の巨大な重力によって屈折した光が集まり、その先にある恒星や銀河の光をとらえる宇宙の現象です。

このような現象なのでまだ宇宙で起こる現象として見たり、遠くの出来事を知ることができるのだけで今回のような遠くの天体の正確な位置特定などはしばらくできないのではないだろうか。

wikipediaによると、強い重力レンズ、弱い重力レンズ、マイクロレンズと3種類に分類されるようです

今回の超新星爆発の確認は銀河団をレンズにしたもので複数の場所に確認されたり、経路によってはまた観測されるかもしれないと言われていますが、報道から一つの画像で確認でき複数の天体データを集計した様子がないことから、強い重力レンズに分類されると考えます。

はっきりと分からないのであるいは弱い重力レンズの方に分類されるかもしれませんね。

ここは重力の強さで判断するのなら、屈折した角度が分かるレンズの元になった天体の距離で分類した方が分かりやすそうとも思いますね。

今回確認された天体の位置を見ても丁度中間のようですから、しかしこのように50億光年にある天体がとはっきり分からない場合は複数のレンズが影響し合ってはっきりしないのかもしれませんね。

1度に4つの光が確認できたので今回はその天体がとはっきり分かったのでしょうけど、また「10年以内に出現するだろう」とあるのでこの超新星爆発の光も別の重力レンズが影響し合っているのかもしれません。

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