ALPS(アルプス)放射能の除去設備の性能は、多核種除去設備でサリーは?
ALPS (Advanced Liquid Processing System)
東芝が開発した多核種除去設備です
去年から試験運転されています
水に含まれる62種類の放射性物質をを除去し法定濃度以下に下げますが
トリチウムは除去することができません
このトリチウムがを除去できなければ放射能の汚染水になるので
保管するタンクが減る事はないはずですがどうなっているんでしょうか
1台で3系統合わせて一日750トンを処理できます
2系統稼動での500トン処理でしたので処理能力は増えているか
敷地内のタンクにたまった約35万トンを2014年度内に浄化する予定のようです
敷地内のタンクが以前より増えているようですね
当初はセイシウムの吸着装置としてアメリカのキュリオンの装置と
フランスのアレヴァの装置が使われていましたが
福島第一原子力発電所の場合、不具合で停止、中断が相継ぎ
構造がシンプルで故障に強いSARRY(サリー)が
セシウム除去装置として東芝中心に開発されました
その後東芝が開発したALPSが
セシウム含む多核種除去設備です
土壌の放射能汚染処理装置としてはサリー・ソイルがあります
サリーを元に応用した装置のようです
一日に1.7トンを処理する事が可能で
土壌の放射性セシウムを97%除去することができるようです