2015年3月 のアーカイブ

光学5号機H2Aロケット28号機の撮影精度と開発費用と動画

H2Aロケット28号機は予定通り打ち上げらて成功しましたね。
三菱重工業とJAXAのもとで3月26日木曜日、AM10時21分に鹿児島の種子島宇宙センターから打ち上げられました。

登載した光学衛星5号機の情報収集衛星も打ち上げから2分後に補助ロケットを分離して第2段のエンジンに点火し20分後に分離成功しています。

春休みと重なったこともあって家族連れの見学者が多かったようです。

現在の光学衛星は60cmの物までしか見れませんが光学5号機では40cmの物まで撮影できて精度が上がったようですね。
もう少し精度上がるものかなと予想していましたが1.5倍の精度になるのですごいことでしょうね。

打ち上げられた光学5号機は耐用年数を迎える光学3号機の後継機になり、世界中のどこでも一日1回撮影ができます。
メディアでもどうどうと大きく取り上げられていますが情報収集衛星は他国の軍事施設を監視したりする事実上は偵察衛星でもあります。

先月からロケットの打上げ多いなと思っていましたがやはり2014年度で5機のロケットを打ち上げていて単年度では過去最多のようです。

国際的には95%が信頼性の目安になっているようで20回に1回失敗の確率ですね。今回打ち上げ成功を含めて96.4%になります。
打上げで失敗したのは6号機だけですね。

現在日本ではリスクのために同時に情報収集衛星を打ち上げないようにしていますが、内閣衛星情報センターによると今回の光学5号機打上げは開発費用も含めて431億円になるようです。
特に力を注いだ光学5号機だと思うので多少高い額になっているかもしれませんが失敗できない費用ですね。

H2Aロケット28号機の打上げ様子の動画

H2Aロケット28号機の打上げ中継と説明付きの動画、ニコニコ生放送からみたいですね

H2A ロケット 28号機 打ち上げ 遠くから撮影

一日のカルシウム摂取量は牛乳3杯、時間栄養学で寝る前に

カルシウムは主に牛乳などの乳製品や小魚などに含まれている栄養素ですが実は小松菜やチンゲンサイ、ほうれん草など葉物の野菜にも含まれています。しかしこういったカルシウムを摂るにしても効果的に摂取する時間帯があります。「たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学」ではなされた内容を元にカルシウムと摂取する時間帯について紹介します。

現在カルシウム不足で発症する恐ろしい病である骨粗しょう症が急増しています。骨粗しょう症は特に閉経した50代の女性に多いとされる病で患者数は増加の一途をたどり現在では患者数1000万人を超えています。骨粗しょう症になったスカスカの骨をそのまま放置してしまうとちょっと転んだだけでも大腿骨を骨折したり寝たきりになってしまうことも多々あります。

カルシウムを含む食品を摂取して日ごろから予防

厚生労働省が定めるカルシウムの摂取量は女性で650mg、男性で650~700mgと歳をとるにつれて多くなっています。
実際に厚生労働省が推奨するカルシウムが摂れているかというと難しいようで、野菜や魚にも含まれるカルシウムですが一番手っ取り早く吸収が多いのが乳製品です。しかしチーズやバターを含めて乳製品の摂取は日本ではなかなか普及されないようです。

摂取するにもかなり意識的に加えるようにしていかないとカルシウムの摂取量としては増えません。
カルシウムの摂取をふやすにしても現状を維持するだけでもかなり大変なことと言われています。

一日のカルシウム摂取量である650mgを摂取しようとした場合、
牛乳ならコップ3杯分ですむのですが、シラスでは小鉢10杯分、ほうれん草では1.7kgも必要になります。

骨が作られる時間帯でカルシウムが多い牛乳を飲む

摂取量が難しいカルシウムなので軽い有無を最も効率よく骨に変える時間帯を利用します。

最新の時間栄養学を研究している女子栄養大学の香川靖男先生によると、骨を作るためにカルシウムを摂取した方が最も良い時間帯は寝る前の1時間半から3時間半前に摂取すると良い言われます。

時間栄養学とは体内時計に合わせてどの時間帯になにを食べれば最も効率よく栄養が取れるかを研究する栄養学です。
例えば鉄分を採るなら体内で利用される朝に、お菓子を食べるなら脂肪を最も溜め込まない午後2時~3時に摂取するなど、体内時計によってコントロールされている栄養の吸収や排出リズムを活用します。

骨は夜に作られるものなので効率的に骨を丈夫にするなら夜摂取すると良いということです。

カルシウムは起床とともに脳や筋肉のエネルギーとして使われるため日中は骨から削り取られ、昼間にカルシウムを摂取してもなかなか骨には定着しません。
しかし夜就寝してから1時間半たつと再び骨を形成するために全身からカルシウムの取り込みが始まります。これが骨の作られる時間帯になります。

寝る1時間半前から3時間半前にカルシウムを摂取すればこの骨が作られる時間帯に重なるため、食事を改善する必要もありますがこの時間帯にコップ1杯の牛乳を飲むだけでもこうかがあるようです。

筋肉を効率よく作るタンパク質の栄養素を含む食品

タンパク質は筋肉や皮膚、内臓や免疫機能にかかわる人体にとっても重要な栄養素で肉類や魚類、大豆製品に多く含まれています。
その中でもアミノ酸であるロイシンとアルギニンを多く含んだ食品を食べることで効果的に筋肉を生成することができると言われいます。

たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学で話されていたロイシンとアルギニンの話を元に筋肉に良い食品を紹介します。

筋肉の衰えは20代がピークでそこからは年々低下して80代になるころには筋肉量は約3割程度まで減ってしまいます。
歳をとると足腰に衰えを感じる人はいませんか?足腰を若い状態で保つのは健康寿命を延ばすためにも必要になってきます。

筋肉の栄養に詳しい名古屋大学の健康・栄養研究所の下方先生によると、日本人の場合はタンパク質を食べる量は厚生労働省が定める量では足りているけど、どんな食品から摂ったかによって筋肉を効率よく作られるかに大きく変わってくるといいます。

タンパク質は量よりも効果的に筋肉を生成するアミノ酸を含んだタンパク質の食品をしっかり食べることで若々しい筋肉を保つことができます。

効果的に筋肉を作るのに良いタンパク質のアミノ酸

効率よく筋肉を作るにはタンパク質の中に含まれるアミノ酸であるロイシンとアルギニンを多く含む食品を食べるのが良いとされています。

タンパク質は働きの違う20種類のアミノ酸でできていますがその中でもロイシンとアルギニンは効果的な働きをします。
ロイシンとは食べ物から摂取すると筋肉の合成を促すシグナルを発信するとともに自らも筋肉の材料となる優れたアミノ酸です。
アルギニンは体内で成長ホルモンを刺激して筋肉の合成を活発化させるアミノ酸でロイシンと一緒に食べれば体内ではどんどん筋肉が作り出されます。

筋肉を効率よく作るロイシンとアミノ酸を多く含む食品

部位にもよりますがロイシンを多く含む食品では肉類で100gあたり1100~1900mg含まれています。大体1~2%程度の量になりますね。

普段良く食べる肉類でロイシンとアルギニンを多く含む部位は、牛ロースの赤身、豚ロースの赤身、鳥のむね肉の皮なしと赤身が中心になります。
選ぶポイントは脂身が凄く少ない肉で脂身が少ない肉ほどロイシンやアルギニンの量が多くなります。
脂身や皮の部分は脂が中心なのでロイシンが少なくなります。

ゼラチンはロイシンを豊富に含んで見た目から脂身と間違えられることも多いですが、これはまったくの別物で脂身は脂の塊でゼラチンはタンパク質の塊になります。

この3種の中でも豊富に含んでいるのは鳥のむね肉で、一番少ない牛ロースの赤身と比べると1.3倍のロイシンとアルギニンを含み値段も安く優れています。この3種を値段で見ると安い方が多く含まれていますね。

肉に多く含まれているロイシンとアルギニンですが豆腐などの植物性のタンパク質などともうまく組み合わせてながら摂取してほしいとのこと。
血液中に常にアミノ酸がある状態を保たないと筋肉は作られなくなりどんどん衰えてしまいます。

特にアミノ酸ロイシンとアルギニンを多く含む食品

番組で紹介されたほかの例を紹介します。
まず豚足です。豚足にはゼラチンがたくさん含まれていて、ゼラチンの中にはロイシンが他の食品と比べるとダントツに多い量で含まれています。
これから豚ロースの1500mgを基準に話しますが、豚足のゼラチンには2900mgと2倍近いロイシンが含まれています。
アルギニンも豚ロースの6倍以上含まれています。

次に鰹節です。鰹節には100gあたり5900mgのロイシンと4300mgのアルギニンが含まれていて豚ロースの3~6倍ずつ含まれています。
ただし出汁をとるなどの場合はほとんど出し殻の方にアミノ酸が残ってしまうので普通捨てる出し殻は佃煮にするなどして一緒に食べるのがアミノ酸を摂るのには良い方法です。

次に高野豆腐です。高野豆腐には100gあたり4500mgのロイシンと4100mgのアルギニンが含まれて豚ロースの3倍ずつにあたります。

最後にピーナッツです。ピーナッツに含まれるロイシンは100gあたり1900mg程度なのですが、アルギニンは3200mgと豚ロースの2倍含まれています。

適量を食べるには難しい食品も含まれますが肉類と組み合わせて摂りたいですね。

太らない炭水化物の多糖類は記憶力や注意力、集中力を上げる

物忘れや記憶力を気にしている人も多いのではないでしょうか、そこで脳を若返らせる栄養素として記憶力や集中力、注意力を上げる炭水化物の多糖類をお勧めされていたので「テレビ番組のたけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学」の話を元に炭水化物の一種である多糖類を紹介します。

2日前の夕飯に何を食べたか覚えているでしょうか?覚えていなければ脳の認知機能は50歳程度になるようです。
この炭水化物をしっかりと補うことができれば脳の若返りも期待できると言われています。

脳を若返らせ集中力や物覚えが良くなる炭水化物

物忘れに詳しい国立長寿医療研究センターの遠藤英俊先生によると、脳細胞はエネルギーとしてブドウ糖しか使えないので、そのためには日々の炭水化物の摂取が大事と言われています。

炭水化物とは糖質が集まってできた栄養素で甘味を持った食品に多く含まれています。
例えば、白米、麺類、イモ類、豆類、にんにく、かぼちゃ、砂糖、はちみつ、みりん、栗、納豆などです。

糖質は体にとっても重要な栄養素で細胞のエネルギーとなり体を動かす原動力となっています。
中でも脳は糖質しか栄養分として取り込むことができないため、炭水化物の摂取は脳にとって重要な死活問題でもあります。

最近は炭水化物を抑えるダイエットが女性の中で急上昇していますが、このような食生活をしていると脳に悪影響を及ぼす可能性があります。
脳の糖質が不足すると主に注意力や集中力がていかして覚えていたつもりでも脳にはきちんと記憶されていずに物忘れとなって原因となって症状がでてきます。

炭水化物の種類と食べ方

脳を若返る炭水化物ですが炭水化物を摂取するにあたってもより効率的な食べ方があります。
それは炭水化物の中でも多糖類を取ることです。

炭水化物は3つの種類に分類できます。
炭水化物はこれ以上分解できない果物や蜂蜜に多く含まれている単糖類と、
二つの糖からできていて、砂糖や水あめなど甘味が強い食品に含まれる二糖類と、
多くの糖と食物繊維が連結してできた炭水化物の多糖類です。

単糖類や二糖類は分子が小さいため腸からすぐに血管に入り込み吸収されてしまいます。
そこでは血液中の糖分が急激に上昇し脳にも栄養が運ばれますが、急激な上昇でさまざまな臓器に負担をかけてしまうために、すい臓から出されたインスリンによってすぐに分解されてしまいます。
これだと脳に栄養を与える時間がほとんど無いため良いとはいえません。

しかし多糖類だと分子が大きいために腸からはゆっくりと吸収され、血液中の糖分が急激に上昇されることが無く適度な量に保たれます。
そのため脳に長時間栄養素を送ることができ脳をより若返らせることができるようです。
すい臓からインスリンが出されなく無駄がなく効率的に吸収されるのが良いのではないでしょうか。

このように脳を若返らせるためには多糖類を摂取して脳に長時間栄養素を送り続けるのが重要です。

太らない炭水化物と多糖類の食品

炭水化物は太りやすいと言うイメージを持っている人も多いかと思いますが、多糖類には植物繊維が豊富に含まれているため余分な脂質などの吸収をおさえるはたらきもあります。
そのため基準値内であれば食べても太りにくい炭水化物であります。

多糖類の中でも長時間脳に送ることができる食品として、脳に良いとされるゆっくり分解され吸収される順番に並べると、
(遅い)パスタ>そば>フランスパン>うどん>白米=食パン>もち(早い)

この順番になります。
パスタが一番遅く、腹持ちが良い白米ですが実は食パンと同じ程度の吸収速度だったのですね。
もちが意外にも一番早く吸収されてしまいます。

多くのパスタは小麦から作られるセモリナ粉で作られていますが、このセモリナ粉は粒子が粗いので腸での吸収に時間がかかります。
しかしパスタばかり食べていても問題になるので白米などもバランスよく摂取するのが大事といわれました。

脳の細胞を回復させて、うつ病や認知症に良いとされるエゴマ油が林修の番組で以前紹介されていましたのでこちらもどうぞ。
>>えごま油で脳の病、認知症の原因を予防する働き
>>脳の栄養素で吸収いいエゴマ油の効果的な食べ方
>>うつ病の症状がでても原因を治療する効果があるえごま油
所さんの番組ではこちら。
>>脳老化防止に大豆イソフラボンの理由
>>噛むことで脳の老化防止になる理由

心筋梗塞の動脈硬化にエゴマ油の栄養素EPA

血管が老化するとほんの一部が詰まり心筋梗塞や脳梗塞につながる血管の老化現象の動脈硬化ですが、動脈硬化にもエゴマ油の栄養素であるαリノレン酸が効果的で良いようです。テレビ番組たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学3時間スペシャル、と違う意見もある林修の今でしょ!講座と合わせて紹介します。

血管を若返らせる栄養素であるEPAは青魚に多く含まれる油ですが、最近の研究で青魚に匹敵する若返り効果を持つ油としてエゴマ油が注目されています。
スーパーでも手軽に購入できるようになってきています。

青魚に多く含まれるEPAとは?

体内に取り込まれたEPAは血管の壁に入り込み、たまったコレステロールを排出する手助けをします。
さらに傷ついた血管を回復させる機能があり、固くなってしまった血管を元の柔らかくしなやかな状態に戻し、EPAは血管の万能薬と呼ばれるほど血管の若返り効果が高くなります。

みんなの家庭の医学では青魚に匹敵するEPAを持ち、さらに食べやすいエゴマ油が紹介されています。

エゴマ油に含まれるαリノレン酸は体内に入ると青魚に多く含まれる栄養素と同じEPAに変わります。その特徴からエゴマが畑の青魚と呼ばれ、量も青魚に比べると微量で良いのでお勧めされています。

認知症にも良いエゴマ油の食べ方

エゴマ油はスーパーでも簡単に手に入るようになってきています。
林修の番組では油の方だけで紹介されていましたが、家庭の医学で紹介されたエゴマ油をすりつぶしてペーストにし餅に絡めて食べたりとこれも美味しそうでしたので種で食べるのも美味しそうです。

エゴマの種は味は特に無く、煎ると香ばしいようで、料理の味を邪魔しないので使いやすそうです。

エゴマ油のαリノレン酸は林修の番組でも紹介されていますね。
そこではαリノレン酸は脳の弱った組織を戻して認知症やうつ病に効果があるとされていました。

心筋梗塞や動脈硬化にはオリーブオイルが良いとされ、一緒に食べる食品で大豆である豆腐をお勧めされています。

しかし熱に弱いのが重要でエゴマ油のαリノレン酸は熱に弱いのでみそ汁や肉料理に後からかけるのが良いとされ最初にたまごかけご飯がお勧めされていましたね。かける量は大さじ一杯です。

油ときてあ~オリーブオイルか!と思っていた所なので意外でした、脳の神経細胞を戻すだけでなく動脈硬化にも効果があるんですね。
混ぜても良い点だけが合わさるだけと言われていたので焼くときにはオリーブオイルをさらに後からエゴマ油を料理にかけると良いかもしれません。

家庭の医学ではエゴマ油で炒め物をする光景も紹介されていましたが、エゴマ油のαリノレン酸は熱に弱いということだけは注意したい。

林修の今でしょ講座の時はこちら
>>うつ病の症状がでても治療する効果があるえごま油
>>脳の栄養素でエゴマ油の効果的な食べ方について

エゴマ油の摂取する量

エゴマから取れる油は血管を若返る効果が秀でていて青魚の油よりも手軽かつ効果的に摂取することができます。

佐田正隆先生によると1g以上のEPA摂取を進められていますがその半分以下の0.39gが今摂取されている平均のようです。

厚生労働省が定めた2015年のαリノレン酸等の脂質の摂取基準は2gで、これを魚で食べようとすると。
刺身だとイワシ8切れや、トロで4切れ、
焼き魚だとアジの開き2尾や、サンマだと1尾になります。

エゴマだとこの量を大さじ1杯強で摂取でき、さらにエゴマ油なら小さじ一杯の4gの油で摂取できます。
取りすぎについてはカロリーの取りすぎになる可能性くらいしか問題ないようです。

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