腸を動かすコップ一杯の水や大腸をもむ、痛みのストレスは腸に悪い
腸の調子を良くする行動、特に腸の調子がよくなるお風呂ですると良いと言われています。大腸もみや風呂上りのコップ一杯の水、ストレスを与える痛みは腸に悪いといいます。
この記事はテレビ番組「林修の今でしょ!講座」の情報から作成しています。
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腸は重要なホルモンを出す第2の脳
腸には脳とまったく同じ神経の細胞が存在して指令をだしています。
そして腸からも脳のように重要なホルモンがでています。
ホルモンは人の血液を50mプールに例えた場合、そこにスプーン一杯のホルモンを加えるだけで効果があるとされ、わずかな量でもすごい働きをします。
そんなホルモンが腸から数多くでているため大切な臓器になります。
腸から出ているホルモンの90%がセロトニンです。
腸の調子が悪いと気がのらなくなったり、気分が落ち込んでしまう、イライラしてしまうことがありますが、それはセロトニンがうまく分泌できないことが脳に伝わっているためです。
さらに気になることが、腸から出るホルモンは老化に関係するものもあることです。
腸が悪いと老けて!いってしまうそうです。
大腸をもむ、大腸もみ
小腸は固定されていないのですが、大腸は4箇所で固定されています。
固定されているため動きが悪い場所、特に次の2箇所の便の通りが悪いといわれます。
1つめは大腸に出てすぐの場所で栄養を吸収するために時間がかかって動きがわるくなります。2つめは肝臓を過ぎたあたりの場所でここは他の臓器が周囲になくフリーな状態なのでねじれやすくなります。
それでは大腸をもむ場所ですが、右の腰骨の脇と左の肋骨の下です。
この2箇所を気持ち良い程度の強さで3分間もみます。
腸は温めると動きがよくなる臓器なのでお風呂のなかで大腸をもむとより効果的です。
※お腹が痛いときなどには控えた方がいいです。強くもみすぎるのも良くないです。
時間がある時にはどんな場所でも大腸もみをやっておくと効果を期待できるようです。
お風呂上りにコップ一杯の水を飲む
水をコップ一杯飲むと腸に良いというのは言われていますがその理由は飲んだ水の重さで大腸を刺激する胃・結腸反射と言われるものです。
水分ではなく物理的な刺激で腸を動かし始めるんですね。
お風呂上りの腸が温めている状態でコップ一杯の水を飲むことでより効果的に胃・結腸反射が起きます。
一気に飲むというところが重要で、ちょっとずつ飲んだ場合だと胃から流れていってしまい効果が薄くなります。
他の行動で腸の影響
バスや電車の中でつま先立ちは血流や腸に良く、つま先立ちで括約筋が鍛えられ排便の力が高まります。
女性の場合ですと便秘や腸の状態が悪いときに高いヒールを履くのは控えたほうがいいといいます。
ヒールを履いた場合の痛みがストレスになり腸の動きを悪くする要因になる可能性があります。
痛みなどのストレスを持つと、ものすごく腸の動きを悪くするということですね。
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