美波町木岐の沖合で発見、猛毒で死の危険もあるヒョウモンダコについて
4月1日の木岐の沖合で猛毒を持つヒョウモンダコが
仕掛けていたイセエビ漁の網に掛かった状態で発見されました
噛み付かれると死亡する恐れもあるヒョウモンダコですが
県沖合いでは毎年数件発見されているようです
県水産課は「もし見つけても絶対に触らず、
かまれた場合はすぐに医療機関で診察を受けてほしい」と呼び掛けている
ヒョウモンダコについて
ヒョウモンダコはヒョウモンダコ属の4種類のタコの総称で
体色を変えて岩や階層に擬態することができる
刺激を受けると青い輪の模様のある黄色に変化する
写真の状態ですね
体長は10cm程度と小型であるが
唾液にフグと同じ神経毒のテトロドトキシンを含んでいる
解読剤は無く、子供は体が小さいため特に危険で
かまれると麻痺を起こし呼吸困難、酸素不足から心停止にも至る
応急処置として、傷口を押さえ心臓マッサージ
病院では毒が体から排出されるまで酸素マスクをつけての治療
一般的に回復に向かうまで24時間かかるようです
10cmと小さくて擬態するのでうっかりかまれてしまう可能性もありますね
小さいからと触りたくなってしまうかもしれませんが
死の危険がある生物がいると気をつけておきましょう