大人の虫歯は分かりにくく1本抜けると他の歯が次々抜ける、ためしてガッテンより
2月11日のためしてガッテンで虫歯と歯の抜け方としてとても気にかかる事を放送していたので簡単にまとめて話します。
大きく分けると、歯茎の下がり、大人の虫歯の認識の遅れ、歯が抜けると周りの歯が抜けやすくなると、この3つについてです。
・歯茎が下がり虫歯になりやすくなる
まず老いて歯茎が縮んだり、下がったりすることは知られていますよね、
歯の下のスポンジ状の骨が薄くなることによって、その影響で歯茎が下がり虫歯になりやすくなります。
これは歯茎がしっかりしている若い時には、歯茎より上の部分は硬いエナメル質の部分は守られていますが、歯茎に隠れていた部分は象牙質でとても虫歯に弱い部分になっています、そのため歯茎が下がってきたら以前よりも気を使う必要があります
・大人の歯の虫歯の認識の遅れ
次に大人の歯は虫歯の進行に合わせて内側の神経部分にも虫歯を隠すうように歯で覆ってしまい痛みが無く、神経に突き抜けるまでまったく気づかずに虫歯であることの認識が遅れてしまうこと。
その結果、大人の歯は酷く進行するまで虫歯の発見が遅れてしまったり、虫歯にまったく気づくことがなかったりしてしまいます。
動物としてはこの虫歯を隠す働きはすばらいものなのでしょうけど、歯を治療することができる立場にいるものにとっては厄介な働きとなっていますね。
・一本抜けると次々に抜ける歯
そして一本の歯が抜けると、その下の歯が溶け始め次々に歯を失っていくと言うもの。
これは番組でも事例のある人を紹介されましたが30代から毎年一本の歯を失くし50になるころには全ての歯を失ってしまうと言う怖いものでした。
先ほど話しました歯の下のスポンジ状の骨はとても繊細なもので一本の歯を失くすだけでもその下の骨は溶けてなくなってしまいます。
無くなってしまった骨はそこに向かう様には並びが悪くなり、虫歯になりやすくなり周りの歯を次々に失っていきます。
抜けてしまった歯の反対の歯はかみ合う歯がなくなりその方向に伸びてしまい、隣合う歯は骨が溶けてしまって抜けた歯の方向に傾いていきます。
そのために一本の歯が抜けてしまったら放置せずに、他の歯を守る意味でもすぐに歯医者に行く必要があります。
それ以前に大人の歯は虫歯の感知が遅れやすいので、気づかない虫歯、分かりにくい場所に出来てしまった虫歯を先立って治療するためにも
半年に一度は歯医者にかかることが重要です
この後に入れ歯に関しての話になっていましたがその部分については割愛させていただきます。
大体正確な情報だと思うのですが、記憶だけでの記述になってしまったので足りない情報もあるかもしれません。