ソニー半導体の売上は好調?モバイル機器のイメージセンサー
モバイル機器でカメラの高機能化により需要増加を見込み、
2015年度、積層型CMOSイメージセンサーの生産力を上げるために、
CMOSイメージセンサーに1050億円を追加投資すると発表されました。
ソニーのモバイル機器と言えば売り上げ不調や、
最近、スマホ部門で1000人の削減からさらに1000人の追加、
計2000人の削減がされたりと厳しい状態のですね。
テレビ業界も10年連続の赤字は止まりましたが、
ソニーの売り上げに関して疑心になっている様子も見られます。
半導体製造拠点の大分工場も16年3月末で閉鎖されると発表されています。
この工場の従業員はイメージセンサーなどの他の場所に移動されるようですね。

画像:http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0L60GZ20150202&channelName=technologyNews#a=1
しかしスマホ向け半導体と言われているCMOSイメージセンサーの受注は増加していて、
COMOSイメージセンサーの今期売上高は4100億円で計画されています。
それに加えて、ソニーCMOSの世界シェアでは39.5%でトップを取り、
現在の月6万枚から2016年度末の時点までで8万枚に増やされます。
この発表前までは2016年度中に7.5万枚の予定でしたが計画が早まりました。
1050億円の投資先は
長崎工場に780億、山形工場に100億、熊本工場に170
とこの3工場に投資されます。
CMOSイメージセンサーでは売り上げ1位を取って、
テレビ業界も黒字で計画されているようですけど、
モバイル関係は厳しい様子で、半導体に関しては工場閉鎖もあり、
さらに細分化化され分かりにくいところもありますね。