見た目やおしゃれじゃないからやらない?つっぱり棒など地震対策について
・さまざまな間違った耐震対策
いろいろな耐震対策をされている方も入るかもしれませんが、実際地震が起きたときにほぼ効果が無いと言うようなことも多くあります。
見た目が悪くおしゃれじゃないからと対策をしないことも多いようです。
この記事は「池上彰と考える巨大地震Ⅲ」のテレビ番組を元に作成された内容になります。
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この番組に送られた対策の204つの内約40%にあたる77つが間違った地震対策とされました。
例えば天井と棚の隙間に本など物をおいたり小さな隙間にシーツなどを入れて押さえる方法ですがこれは地震が起きるとほぼ効果がありません。
しっかりと人の力で詰め込んでもずれて外れてしまいます。
つっぱり棒で固定する場合は棚の奥側がいいとされています。
棚が揺れたとき後ろには壁があり倒れないですが前にゆれる場合には奥が浮く形になるからでしょうね。
L字型の固定器具で壁に固定するのも良いです。
壁にネジなどで固定する場合には壁の中にある桟の部分にしっかりと取り付けることが重要です。
薄い壁のみにネジを通した場合だとしっかりと固定できなくなります。
棚などの家具の下に敷く転倒防止用のシートがありますがこれは効果的です。これはシートがわずかに壁側に角度を付けて安定させるためです。
しかしダンボールなどを代わりに使った場合には効果がありません。
ジェルマットを使う場合にはホコリや水分に弱いため、頻繁に動かす物の下に使うのはあまりよくないようです。
テレビを固定する場合にはジェルマットが効果的でチェーンで壁に固定するのも良いですが、そのテレビを置いている台を固定するのを忘れてはいけません。