こがずに自走するアシスト自転車が問題に、法令違反で道交法により反則金の可能性
インターネット販売の折りたたみ式アシスト自転車で
ペダルをこがなくてもモーターだけで自走する自転車が
あることが分かった東京都の調査で分かった
調査の内容
2012年ごろから、ペダルを踏むと急発進したなどの相談が相次ぎ
昨年11月から今年2月までの人気のネット販売アシスト自転車の
上位5台を調査した
(毎日新聞によると上位ヒット商品、トラブル相談の多い業者や
価格が3~6万円の価格が安いものも合わせて5台とある)
4台は中国製で、1台は製造国不明で国内の業者が輸入販売した物
5台のうち2台がペダルを踏めばモーターの力だけで走り
別の1台はスイッチを入れるだけで走り出した
道交法施行規則で電動アシスト自転車は
時速24kmでモーターを停止させる事になっているが
4台はそれを超えてもモーターは停止しなく
自転車扱いできるものは1台だけだった
モーターで自走する自転車の販売自体は道交法違反にはならないが
問題のあった業者に対して宣伝内容などの改善を要請した
公道で乗ると法令違反
ホームページでは公道OKなどとなっているが
自走できるままで行動を走れば法令違反になり
道交法に基づき反則金などが科せられる可能性もある
自走できる自転車は道交法上、原動機付き自転車の排気量50cc以下に区分され
運転免許が必要で、ウインカーの装着、ナンバープレートの取得
自賠責保険加入などが義務付けられる
消費者に対しても
自転車安全整備士が点検した事を示すTSマークや
自転車協会のBAAマーク
製品安全協会のSGマーク
などの有無を確認するよう呼びかけている
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